初森ベマーズ
(c)「初森ベマーズ」製作委員会
「乃木坂46メンバーが総出演」のドラマとして、テレビ東京系列局で2015年7月11日から放送されていました。
「汗あり、涙あり、魔球あり!乃木坂46総出演による真っ直ぐなスポ根ドラマ!」というキャッチフレーズの、ソフトボールを題材としたドラマになっています。
ストーリー:イントロダクション
下町にある初森公園は、住人たちに愛される憩いの場。ある日突然、重機を載せた数台のトラックが現れ…、地上げ屋のセレブ都市開発の権田原が「再開発のため公園を取り壊し、マンションを建てる」と宣言する。
ななまる(西野七瀬)は「私たちにとって大事な公園だ」と反発するが聞き入れられない。すると、権田原の娘・キレイ(白石麻衣)が現れ、近く開催されるソフトボール大会に出場し、自分たちのチームを倒したら、再開発を白紙に戻すという約束を突き付ける。やむを得ず勝負を受けて立つななまるたちだったが、実はキレイ率いる聖ポラリス学園は、高校ソフトボール最強チームだった!
こうして、ソフト未経験の少女達が最強チームに挑む無謀な戦いが幕を開ける!
登場メンバー:初森ベマーズ
初森ベマーズは、ななまるが通う「初森第二女子商業高等学校」のソフトボール部のチーム名です。
当初は「がんばれ!ベアーズ」にならって「ベアーズ」となる予定でしたが、コテ(高山一実)がユニフォームの注文書に書いた文字が「ベマーズ」と見えてしまったため、チーム名もそのまま「ベマーズ」となりました(第2話エピソード)。
●ななまる(西野七瀬)
背番号1。ポジションはピッチャー。漫画研究部員。物語の舞台にもなる、もんじゃ焼き屋「はつもり」の一人娘。
●コテ(高山一実)
背番号2。ポジションはキャッチャー。剣道部員。肉まんとソフトクリームをいっしょに食べる。家が縫製工場をやっている。
●ショパン(生田絵梨花)
背番号3。ポジションはショート。絶対音感を持ち、ピアニストを目指している。
●イマドキ(若月佑美)
背番号4。ポジションはファースト。
※名前の由来は「“イマドキ”見かけない昔ながらのヤンキー」から来ている
●アカデミー(生駒里奈)
背番号5。ポジションはセカンド。演劇部員。舞台以外では極度の上がり症。
●ブナン(桜井玲香)
背番号6。ポジションはライト。日和見主義の生徒会長。優柔不断だが、愛想笑いと無難な発言でその場を収める。
●ユウウツ(松村沙友理)
背番号7。控え選手。超ネガティブで、神経質。ペットは蟻の「タジマ」。
※日京女子学院戦ではサード、磨黒水産女子高校戦ではファーストを守っている
●ハーバード(秋元真夏)
背番号8。ポジションはセンター。数学、物理学が得意な天才。なんでもかんでも理論で考えようとする。
●カアチャン(深川麻衣)
背番号9。ポジションはレフト。高校生ながら、家庭の事情によりトンキチ、チヨの幼い兄弟たちの面倒を見ている。
●マルキュー(橋本奈々未)
背番号10。ポジションはサード。高校を休学しアパレル店「209」で働いている。双子の弟は高校球児。かつて病身の弟の代わりに打席に立ってホームランを打ったこともある。
登場メンバー:セント田園調布ポラリス学園 女子ソフトボール部
●権田原キレイ(白石麻衣)
背番号1。ポジションはピッチャー。女子ソフトボール部キャプテン。セレブ都市開発の権田原会長の娘で、超人的な剛速球が武器。
●シェリー(衛藤美彩)
背番号2。ポジションはキャッチャー。女子ソフトボール部副キャプテン。キレイのことをリスペクトしていて、ベマーズの情報をこまめに報告してくる。
登場メンバー:対戦相手
上記以外のメンバーは、いろいろな配役で登場しますが、そのなかでも敵チームの選手として登場するメンバーもいます。
登場メンバー:対戦高以外
登場メンバー:初森第二女子商業高等学校
乃木坂メンバー以外の主要キャスト
●鎌田俊郎(手塚とおる)
初森ベマーズの監督。
「DEAD BALL」というおカマバーのママ(マスター?)をやっていた。得意料理(?)は、おカマドリンク(通称カマドリ)。
かつて教え子にケガをさせてしまい、ソフトボール部の監督を辞めさせられた経歴があるが、ななまるの言葉に監督を引き受ける。
※このカマタ役のオファーを受けた理由を「バレッタのPVで若いファンに覚えてもらえたのが嬉しくて、今回は乃木坂に恩返ししたくて参加した」と語っている。
●西野蘭子(いとうまい子)
ななまるの母。もんじゃ屋「はつもり」の女将さん。
●司法浪人(坂本真)
対戦相手の情報収集などに長けている。
●大工の棟梁(諏訪太朗)
初森ベマーズの応援者。
●英子(津田真澄)
初森ベマーズの応援者。
●権田原兼持(津田寛治)
キレイの父。初森公園の買収を目論むセレブ都市開発社長。口癖は「キャッシュ」。巷では「キャッシュ・権田原」と呼ばれている。
●大河内一豊(伊東孝明)
権田原の忠実な秘書。
●運転手(野間口徹)
権田原の運転手。権田原の発言にちょいちょい突っ込みを入れる。
友情出演
鎌田の友人として、女子ソフトボール日本代表の上野投手と山本選手が変化球を教えてくれる、という役回りです。上野投手は鎌田を「カマちゃん」と呼び、鎌田は上野投手を「ユキリン」と呼ぶ仲です。いずれも、本人役として登場します。
●小島先生(児嶋一哉)
初森第二女子商業高等学校の教諭。
ストーリー
最終球(2015.9.25)
もう少しの夢
ところが五回表、『すんどめ』を捉えたキレイに、ついにホームランを打たれてしまう。しかも痛みを隠し続けたななまるの肩は、熱で湯気が出るほどの極限状態を迎えていて…!
最後の戦いにして最大の危機!ななまるは投げ続けられるのか?そして大切な公園を取り戻すことはできるのか?
第11球(2015.9.18)
夏の終わり、決戦のはじまり
しかし魔球を投げることで、ななまるの肩は悲鳴をあげていた。医師の診断結果は「インピンジメント症候群」。今すぐ肩を休めないと日常生活に支障をきたすと言われてしまうが、ななまるは「大丈夫」と自分に言い聞かせ、病状を隠したまま投げ抜く決意をする。
ところが自宅に帰ると、店内から聞こえてきた大工の棟梁(諏訪太朗)の話を立ち聞きしてしまい、がく然とする。「(ななまるの父親は)女を作って出て行った」…戻ってくることを信じていたななまるはショックを受け、公園を守ることへの意味を見失ってしまう。
その頃、キレイ(白石麻衣)は、権田原(津田寛治)から彩乃(原史奈)と再婚の意思があることを告げられていた。しかも「母親を忘れろ」という父親の言葉に、憤りを隠しきれないキレイは…。
喜び、哀しみ、苦悩――それぞれの思いが交錯する中、ついに運命の決勝戦を迎える!
第10球(2015.9.11)
バカと天才と魔球
しかし、なかなかいい案が浮かばない。出てくるアイデアは、どれも実現不可能なものばかり。ななまるの強い思いを察したハーバード(秋元真夏)は、自分の知識を総動員して必ず魔球を発明することを誓うのだが…。果たして「聖ポラリス学園」に勝つための新魔球は、試合までに誕生するのか!?
一方、キレイ(白石麻衣)は権田原(津田寛治)が乗る車の中にいた。権田原の愛人・彩乃(原史奈)がいるのを知っているにも関わらず自ら乗り込み、「途中まで乗せて」と言うキレイだったが…。
第9球(2015.9.4)
幻の変化球 VS 秘球「魚群」
試合はこう着状態が続き、「磨黒水産女子高校」も魔球“魚群ボール”を投げ始めるなど、本気を出し始める。そして、0対0のまま迎えた最終回。“魚群ボール”の弱点に気づいた鎌田(手塚とおる)は、次のバッターのユウウツ(松村沙友理)にあるアドバイスをする。鎌田の秘策で、ベマーズは決勝へ進むことができるのか?
一方、ポラリス学園のキレイ(白石麻衣)は、父・権田原(津田寛治)が亡き母のことを忘れた訳ではないと知り、父との距離が縮まりかけるが、突如、愛人(原史奈)が出現。再びキレイは心を閉ざしてしまう。
第8球(2015.8.28)
封印された幻の変化球
しかし追試はソフトボール大会の試合と同じ日。しかも次の相手「磨黒水産女子高校」は打者全員が年間100本のホームランを打つ、かなりの強敵だという。イマドキがいない上に強豪…。不安を覚えたななまる(西野七瀬)は、監督の鎌田(手塚とおる)に変化球を教えて欲しいと頼み込む。鎌田は友人で、天才投手と言われたソフトボール日本代表の上野(上野由岐子)の変化球をななまるに覚えさせようとする。一方、ブナン(桜井玲香)から勉強を教えてもらっていたイマドキのもとに、かつての仲間が現れて…。
変化球の習得に挑むななまる。追試に向けて勉強に励むイマドキ。二人の、そしてベマーズの闘いの行く末は?
第7球(2015.8.21)
キレイお嬢様の憂鬱
キレイが向かったのは、この日が命日である母親・ウララカ(伊藤裕子)の墓。頭を駆け巡るのは、亡き母との思い出。一方で、当時も今も仕事優先で母の事を忘れたかのような父親・権田原(津田寛治)への憤りを隠せずにいた。そして車に戻ったキレイは、運転手に初森公園へ行くよう指示する。
第6球(2015.8.14)
恋のデッドボール
しかもソフトボール大会に出場していることを知る佐々木に「練習見に行っていい?」と言われ、舞い上がったコテは、今度こそ運命の人だと宣言する。
次の対戦相手は俊足揃いの特急軍団「県立凸Q高校」。日々練習に力が入る中、佐々木が見学にやって来る。熱心にベマーズを見つめる様子に、メンバーは本当にコテに気があるのではと色めき立つ。そしてコテは佐々木幸次郎への告白を決意する。
第5球(2015.8.7)
決戦の、幕が上がる
ところがソフトボールの練習になると一転、シート打撃で監督の鎌田(手塚とおる)から「これが打てなきゃ負け決定」と言われた途端、アカデミーは小鹿のように震え出し、顔が真っ赤に。実はアガリ症で、演劇だと平気でも、そのほかのプレッシャーに弱かったのだ。次の対戦は気品あふれる「ベルサイユ音楽学校」。全国から注目を集めるチームで、鎌田曰く、このままではそのオーラに圧倒されて負けるという。特に先頭打者のアカデミーにかかっているとはっぱをかけるが、本人は「私は無理」と逃げ腰で…。
第4球(2015.7.31)
球の旋律を聴け
そんな中、ななまる(西野七瀬)とコテ(高山一実)は、近頃様子がおかしいショパン(生田絵梨花)のことが気になっていた。後をつけてみると、ピアノの先生に激怒されているショパンを目撃。さらに親に内緒でソフトボールをしていることを知り、余計なことに巻き込んでしまったのではと思い始める。
第3球(2015.7.24)
紙ヒコーキとホームラン
順当に勝ち上がっても、「初森ベマーズ」が、キレイ(白石麻衣)率いる「聖ポラリス学園」とあたるのは決勝。つまり公園を取り戻すには優勝するしかないのだ。
不安が募る中、まずは初戦「日京女子学院」との試合に集中するべく、鎌田(手塚とおる)の厳しい練習に取り組む。
ところがその日の夕方、イマドキ(若月佑美)が仲間のケンカに巻き込まれ、警察に補導されてしまう。このままでは人数が足りず試合に出場できない…。
困ったななまるは、チームに加入してもらおうと、マルキュー(橋本奈々未)のもとへ向かう。そんなマルキューにはある隠された過去があった…。
第2球(2015.7.17)
伝説の監督
ところが店内に入ると、そこはオカマバー。3人は戸惑うが、店のママこそ、探していた人物・鎌田(手塚とおる)だった。しかし本人は人違いだと言って認めない。その理由について、かつて教え子にケガをさせてしまい、ソフトボール部の監督を辞めさせられたからだと、店員に聞いたななまるたちは…。
第1球(2015.7.10)
ここから、はじまる
ななまるたちは“私たちにとって大事な公園だ”と反発するが聞き入れられない。すると、権田原の娘・キレイ(白石麻衣)が現れ、近く開催されるソフトボール大会に出場し、自分たちのチームを倒したら、再開発を白紙に戻すという約束を突き付ける。やむを得ず勝負を受けて立つななまるたちだったが、実はキレイ率いる聖ポラリス学園は、高校ソフトボール最強チームだった!こうして、ソフト未経験の少女達が最強チームに挑む無謀な戦いが幕を開ける!…が、ソフトボールが何人でやるスポーツかも知らない下町少女達は大会に出場するための仲間探しに大苦戦…。
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